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【物流】タイ外務省、ホルムズ海峡で足止めされたタイ関連船舶10隻の離脱を発表

タイ外務省は6月30日、ホルムズ海峡付近で足止めされていたタイ船籍船およびタイの海運会社が用船する船舶のうち、10隻が同海域から安全に離脱したと発表した。これらの船舶は、2026年2月28日の海峡封鎖発表以降、同海域で立ち往生していたものである。同省によると、現地に残っているのはタイ企業が運航する船舶「ハッタヤー・ナリー」1隻のみで、現在は積荷の搭載を待っている状態であり、完了次第、可能な限り早期に離脱する見通しという。

今回の進展は、外務省、タイ海軍、商務省、国家安全保障会議事務局など関係機関が連携し、状況を継続的に監視するとともに、影響を受けた船舶への支援を続けてきた結果によるものだと同省は説明している。外務省は、残る1隻が無事に同海域を離脱できるよう、引き続き関係各方面と連携して監視・支援にあたる方針を明らかにした。今回の10隻の離脱により、2月末の封鎖発表以降、足止めされていた船舶のほとんどが解消されたことになる。関係者からは、今回の対応が官民連携の一つの成果であるとの見方も出ている。

ホルムズ海峡は原油やLNG(液化天然ガス)輸送における世界有数の要衝であり、タイはエネルギー供給の約56%を湾岸諸国からの輸入に依存している。そのため、2026年2月の紛争激化以降、同海峡の海運交通は大幅に落ち込み、タイの石油元売り各社も代替調達や在庫確保に追われる事態となっていた。

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