【運輸】タイ空港公社、ベトナム航空とフライドバイの新規路線で航空需要喚起
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タイの空港運営会社であるタイ空港公社(AOT)が、外国航空会社との連携を強化し、新規路線の開設を進めている。航空ネットワークの拡大により、観光だけでなく貿易や投資の面でもタイの拠点としての役割を高める狙いがある。
このなか、AOTとベトナム航空との覚書に基づき、ホーチミン市とプーケットを結ぶ新路線が就航した。7月2日にはプーケット国際空港で、第一便となるVN621便の歓迎式典が開催。この路線は週4便運航され、年間3万9520席分の輸送力が加わる。今年1月から6月にかけて30万人以上のベトナム人観光客がタイを訪れており、増加する旅行需要を支える狙いがある。
AOTは2025年に開催された航空業界向け国際見本市「ルーツ・ワールド」での航空会社との商談をきっかけに、アラブ首長国連邦のフライドバイによるドバイ―バンコク線の就航にもつなげた。この路線は7月1日から1日1便で運航を開始。9月15日からは1日2便に増便される予定だ。これにより、ドバイとタイを結ぶ便数は週28便まで増える見込みである。今年1月から6月にかけて、中東地域から18万人以上の観光客がタイを訪れており、新路線はこの市場のさらなる成長を後押しする見込みだ。
AOTは、こうした新路線の開設について、有力な市場を持つ航空会社との協力関係を築くという同社の航空ネットワーク拡大戦略の成果だと説明。旅行者により多くの選択肢を提供し、経済的な機会を広げるとともに、幅広く着実に成長する航空路線網を通じて、地域のハブとしてのタイの競争力を強化することが狙いだとしている。今後もAOTは主要空港の路線網を段階的に広げていく方針だ。
