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【政治】タイ憲法裁判所トップにウドム氏を選出 タイ政局安定への影響力に注目

タイ憲法裁判所は7月15日、新長官に裁判官のウドム・シティウィラットタム氏を選んだと発表した。前長官の後任として、上院の同意を経て就任していた裁判官らによる会議で、多数決により決定されたという。ウドム氏は1954年生まれで、ラムカムヘン大学で法学士、チュラロンコン大学で法学修士を取得した法律家である。最高裁判所の裁判長を務めた経験を持ち、2020年に国王の任命を受けて憲法裁判所の裁判官に就任していた。

タイの憲法裁判所は、日本の最高裁判所とは役割が異なる。国会が可決した法律や政府の政策が憲法に違反していないかを判断する専門機関であり、その決定には国会や内閣も従わなければならない強い効力がある。近年でも、選挙で第一党となった政党に解党を命じたり、現職の首相を罷免したりした例があり、タイの政治の行方を左右する存在として国内外から注視されてきた。一方で、憲法裁判所の判断はしばしば保守派に有利であるとの指摘もあり、政治的な中立性を疑問視する声も識者から上がっている。

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