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【商業】タイ観光・スポーツ省、24.5億バーツの観光刺激策を新たに提案

タイ観光・スポーツ省は、宿泊費補助や国内線・国際線の運賃割引を柱とする総額24.5億バーツの観光刺激策を新たに打ち出した。経済効果56億バーツを見込んでいるという。7月15日に開かれた官民合同の初会合で、スラサック観光・スポーツ相は、世界的な観光競争の激化と経済の逆風のなかで、観光産業を下支えする施策が不可欠だと強調する。

観光刺激策の詳細は、国内旅行の宿泊費を半額補助する「タイ・ティアオ・タイ・プラス」(予算17.5億バーツ)、国内線運賃を割り引く「フライ・タイ・オール・ザ・フィーリングス」(同2億バーツ)、そして海外からの直行便誘致を狙う国際線補助「タイランド・エア・コネクト」(同5億バーツ)である。宿泊費補助は、タイ国政府観光庁(TAT)が決済アプリ「パオタン」を通じて、当初50万件分の特典枠を用意する計画で、利用実績を見ながら枠の拡大を検討するという。1人あたり5回まで利用でき、1予約につき上限3000バーツの補助を受けられるほか、飲食店や観光施設、レンタカー、ツアー料金などに使える500バーツ分のクーポンも付与される。国際線補助では、搭乗率80%以上を条件に、チャーター便600便・訪タイ客8万7000人分を支援し、少なくとも訪タイ客40万人の追加誘致を狙うとしている。

同委員会は近く、官民合同の経済問題解決協議会に承認を求める方針だが、財源を2026年度予算とするか2027年度予算とするかは、まだ決まっていない。訪タイ客数が伸び悩むなか、内需喚起策の行方は、小売・飲食・宿泊業を営む日系企業にとっても売上見通しに直結するテーマだ。

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