【不動産】バンコクの住宅需要 購入より賃貸志向が優勢に 焦点は雇用地近接
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不動産情報サイト「DDプロパティ」は、2026年上半期(1〜6月)のバンコクにおける住宅ニーズについて、賃貸検索が住宅購入検索を引き続き上回ったとの調査結果を発表した。景気低迷や住宅ローンの審査通過率低下を背景に全体のサイト閲覧数は減少したものの、実際に行動した利用者の購入・賃貸意欲はむしろ強まったという。
DDプロパティのタイ責任者、ウィッタヤ氏は「2026年上半期の需要全体は、景気の停滞と住宅ローンの否認率の高さを受けて弱含んだ」と説明した上で、「それでも活動を継続した利用者は、より強い購入または賃貸の意向を示しており、問い合わせから内見に至る転換率は上昇した」と報告している。
一方、賃貸の問い合わせから内見への転換率は2026年上半期に15.6%となり、2025年下半期の12.5%、前年同期の8.73%から大きく上昇した。。第2四半期の賃貸の問い合わせ件数は前期比3.84%増加し、購入に関する問い合わせの2.73%増を上回るなど、賃貸需要の底堅さが目立つ結果となった。
ウィッタヤ氏は「調査結果からは、入居希望者が予算を超える立地であっても、雇用の中心地に近いエリアを優先する傾向が読み取れる」と指摘した。実際、クロントゥイ地区とプラカノン地区の隣接2地区は、賃料帯を問わず賃貸検索の上位5地区に一貫してランクインしており、バンコクの主要ビジネス街における根強い賃貸需要を裏付けている。
