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【貿易】タイ商務省、コメ輸出市場維持のため日本でプロモーション

タイ商務省国際貿易局のアラダ局長は、9月7〜11日に東京で日本の官民機関と会合し、タイ米の輸出市場維持を図ると発表した。年間輸出量30万トン規模の確保を目標とする。

  • 日本は年7000トン超のコメを輸入、主要供給国はタイ・米国・豪州・中国
  • 2025年1〜8月、日本の輸入量は40万2157トンで前年同期比9.15%増
  • タイからの輸出は14万8000トンで19.36%減少

日本市場では短粒米需要が主流で、タイ米は主に長粒米が輸出される。9割が酒類や菓子加工向けで、残り1割が家庭や飲食店で消費される。ただ、タイ香り米の風味は依然として人気が高く、輸出拡大余地はあるとタイ側は見ている。

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