【不動産】タイ「プロスペクトREIT」 投資対象は「バンコク・フリートレードゾーン4」
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タイの物流施設や工業物件に投資する不動産投資信託「プロスペクトREIT」は8月25日、増資による新規投資に向けた募集日程を発表した。個人投資家と法人投資家を対象とした募集は9月9日から17日まで、証券会社や銀行など11の金融機関を通じて受け付ける。募集価格の上限は1口10.5バーツで、上限価格は9月4日までにタイ証券取引所のウェブサイトで公表される予定だ。機関投資家向けの募集は別途設けられている。
今回の投資対象は、チャチュンサオ県バーンパコン郡にある「バンコク・フリートレードゾーン4(BFTZ4)」。この地域は、タイ政府が推進する東部経済回廊(EEC)の戦略的な立地にあたる。EECはチョンブリ、ラヨーン、チャチュンサオの東部3県にまたがり、自動車、電子部品、物流など幅広い産業の集積をめざす国家プロジェクトで、外国企業の投資誘致の重点地域に位置づけられている。投資対象となる施設はすでに完成済みの建築面積が16万3192平方メートル、稼働率は96.8%と高い水準を保っている。フリートレードゾーンという名称のとおり、輸出入時の関税手続きが優遇される。今回募集する投資額は最大50億4000万バーツで、これにより同REITの運用資産規模は150億バーツ規模まで拡大する見通しだ。同REITにとっては5回目の追加投資となり、不動産投資信託基盤としての位置づけをさらに強める狙いもあるという。
