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【車両】ベトナム・キムロン、タイ・キジェッティと提携 商用バス販売を本格化

タイの商用車販売会社キジェッティ・モビリティ(KIJSETTHI MOBILITY)は9月17日、ベトナムの完成車メーカー、キムロン・モーター(Kim Long Motor)との提携を記念する式典をバンコクで開いた。キムロン製のバスとミニバスをタイで正式に売り出すと発表。車両選びの相談から仕様変更、販売、部品供給、整備士の研修、アフターサービスまでを一括で担う体制を整えたという。

式典はタイとベトナムの外交関係樹立50周年の記念行事も兼ねており、両国の経済協力や技術交流を後押しする狙いも込められている。キジェッティは30年を超える実績を持つ商用車販売会社で、キムロンはタイ市場への参入にあたり、現地の事情に詳しい同社を独占的な販売先に選んだ。

すでに内燃機関(エンジン)車のバスがタイに到着済みで、10月以降は電気自動車(EV)タイプの投入も始まる見通しだ。会場ではEV車両運用を支援する会社とも協力覚書を結び、充電やバッテリー管理を含めたフリート(車両を一括管理する仕組み)向け運用サービスの共同開発も進めるとした。

タイ政府は東部経済回廊(EEC)を中心に電動バスの導入を後押ししており、路線バスやスクールバスの更新需要をにらんだ動きともなっている。

タイの商用車市場では近年、中国やベトナムといった新興メーカーの参入が目立つ。バスやトラックの分野で価格競争力を持つ新興ブランドが相次いで進出しており、長年タイで存在感を保ってきた日系メーカーにとっても、こうした新興勢力による販売網や整備網の広がりは注視すべき動きといえるだろう。部品の現地調達や整備士育成にどこまで踏み込むかが、今後の競争を左右しそうだ。

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