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【不動産】大手不動産スパライ 住宅ローンDXプラットフォーム始動 10行連携

不動産大手スパライが住宅ローンDXプラットフォーム「D.E.A.L.(Digital Easy Application for Loan)」を全面展開した。提携行はTMBタナチャート、カシコン、クルンタイ、SCB、クルンシー、GH Bank、Government Savings、UOB、バンコック、ランドアンドハウスの計10行である。同社は「顧客=銀行=デベロッパーを一本化し、手続を迅速かつ見える化する」と説明。初年度特別金利の下限を年1.79%に設定した(各行条件による)。なお、プラットフォーム自体は2025年6月からすでに稼働しており、タイ全国の同社物件をカバーしている。

「D.E.A.L.」のプラス面として、①事前の与信目安を算出し資金計画を見通せる、②各行の金利や条件を一画面で比較できる、③顧客の事情に合わせて最適行を選択できる、④重複手続を削減し承認待ちを短縮できるーことがある。

これにより、ユーザー体験を重視しながら、審査や書類授受の負担を軽くできる。また、デベロッパー側は販売歩留まり改善と在庫回転の平準化、銀行側は与信の適正化と案件獲得の効率化という効果が見込める。

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