【食品】バンコク洪水、飲食店の売り上げ最大8割減 資金繰り危機が拡大
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バンコクなどを襲った大規模洪水が、飲食業界に深刻な打撃を与えている。タイ英字紙『ザ・ネーション』によると、被害は首都圏と29県で約260万人に及び、バンコクでは、ペチャブリ通り、ラムカムヘン、アソーク、スクンビット、ラートプラオといった商業エリアでも客足が途絶えた。
飲食店協会のソラテープ会長は「店が浸水していなくても、客が移動できない」と窮状を訴える。売り上げは最大で80%落ち込み、卸売市場の野菜価格は2倍に跳ね上がった。家賃や人件費、光熱費といった固定費は変わらず発生するため、中小の飲食店ほど資金繰りが急速に悪化。各店は生鮮食材の発注を絞り、営業時間を正午から午後6時に短縮するなど自衛策に追われている。ある店では団体予約8件が一度にキャンセルされた。
同会長は、洪水が1週間続く程度なら大手は耐えられるが、2週間を超えれば小規模店は「流動性危機」(手元資金が尽きて支払いができなくなる状態)に陥り、1カ月に及べば一時休業や従業員の解雇もあり得ると警鐘を鳴らす。
