【社会】バンコク・サムットプラカン県の一部が狂犬病警戒地域に指定される
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バンコク都と隣接するサムットプラカン県の一部が狂犬病の警戒区域に指定され、9月9日から10月8日まで犬猫など哺乳類の移動が制限された。複数地区で狂犬病に感染した犬が確認され、住民には野犬との接触回避や、咬傷・引っ掻き傷の洗浄と速やかなワクチン接種が呼びかけられている。
集合住宅を運営する管理会社は、敷地内の清掃強化や侵入経路の遮断、ペットの予防接種履歴の確認、掲示や回覧での注意喚起など、居住者の安心につながる対策を実施する。観光客や短期滞在者に対する英語・多言語での注意喚起も一部で行われている。
狂犬病は発症後の死亡率がほぼ100%。ただ、咬まれた直後に規定回のワクチン接種を行なった場合、発症を避けることができる。
