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【環境】仏系グリーンイエローがタイ太陽光市場に参入 融資支援も提供

フランス系再生エネ企業「グリーンイエロー(タイランド)」が今年9月に本格稼働を開始。太陽光市場に金融サービス付きの新モデルで参入した。

商務担当役員ジーラパ氏は「グリーンローンプログラムにより顧客が製品を容易に導入できる」と説明。パリの投資会社アルディアンや仏公的銀行Bpifranceなどと連携し、購入者に低利融資を提供する。

同社は太陽光発電設備の導入から効率改善まで包括的サービスを提供。国内企業に年間約4億5000万バーツの電力コスト削減と二酸化炭素14万トン以上の削減効果を見込む。

タイ政府は企業間の電力売買を認める「民間PPA」の制度化を進めており、データセンター需要の拡大を背景に市場は大幅に成長すると見込まれている。

グリーンイエローは東南アジアでの収益を今年38%増と試算しており、タイ市場を拠点にさらなる成長を目指している。

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