【社会】飲食店閉店後の店内飲酒に1万バーツの罰金 11月8日から改正酒類法適用厳格化
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9月9日に官報に掲載された「改正・アルコール飲料規制法」が11月8日から厳格に適用される。このため、保健省疾病管理局アルコール飲料管理事務局のでは、改正法の施行を前に、アルコール飲料の販売時間、場所、広告・宣伝規定などの見直しを行っている。
改正法ではバー・パブ・ホテル内レストラン、空港売店などでは規則に沿った営業時間内であれば終日販売することが許可されるが、「閉店時刻後も店内で飲酒を続けた客は1万バーツの罰金」となるようだ。そのため、閉店後に居残り飲酒が常態化する店舗はねらい撃ちされる可能性が高い。
罰金を支払うのは顧客となるが、店側にはラストオーダーの時刻明示化(多言語)などが強く求められるという。警察や地方当局の巡回は増える見通しで、再三の指導にも従わない店は、営業停止など行政処分に発展するおそれがある。
