【三面】パタヤでインド人男性が転落死、浴室で自殺未遂後に飛び降りか

タイ東部チョンブリ県パタヤ市で先ごろ、インド人男性（42）が宿泊先ホテル５階の部屋から転落し、下階のレストラン屋根に激突して死亡した。警察によれば室内に争った形跡はなく事件性は低いとされるが、バスルームにはタオルを使い自殺を図った形跡があったことから、死にきれずに飛び降りた可能性が高いとみられている。

観光警察庁の統計によると、パタヤでは年間数百万人規模の外国人観光客が訪れる一方で、事件や事故が後を絶たない。特に自殺や転落事故は観光都市の安全イメージを損なう要因となっており、地元当局は宿泊施設への安全管理強化を呼びかけている。インド外務省も在外自国民への注意喚起を発しており、国際的な安全対策の共有が課題となっている。