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【三面】カンボジア人45人が密入国 タイ東部国境で逮捕 不法就労容疑

タイ東部チャンタブリ県の国境地帯で先ごろ、カンボジア人45人が不法入国の容疑で逮捕された。容疑者はタイ国内での就労を目的として入国しようとした。さらに、案内役を務めたタイ人3人も密入国幇助の容疑で拘束された。

タイ労働省の統計によれば、タイ国内で合法的に就労している外国人労働者は2024年時点で約290万人に上り、その大半がカンボジア、ミャンマー、ラオス出身。農業、建設業、製造業、サービス業など労働集約型分野で欠かせない労働力となっている一方、不法入国や不法就労は依然として大きな問題となっている。

タイ警察庁は、越境犯罪組織が不法就労に関与しているとして、国境警備の強化を進めている。政府はまた、合法的な労働者受け入れの仕組みを拡充し、雇用主に対しても外国人労働者の適切な登録を徹底するよう指導している。人口減少や高齢化が進むタイにとって、労働力確保は喫緊の課題であり、それだけに移民管理の在り方が問われている。

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