【食品】タイ地方食文化を観光資源に 農産品と連動した新キャンペーンをスタート
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タイ観光スポーツ省は、地方の食文化を観光振興の柱とする新キャンペーンをスタートした。地域特産の農産品と食の魅力を結びつけ、外国人観光客の消費拡大を狙う。
第1段階として北部と東北部の20県を対象に、伝統料理を体験できる市場や料理教室を整備する。さらに、農産品ブランドを強化し、輸出市場での販売促進につなげる考えだ。
同省は「食と観光の融合は地方経済の持続的成長に寄与する」と強調。タイ国政府観光庁(TAT)の統計によれば、外国人旅行者の約60%が「食」を訪問動機の一つとしており、キャンペーンは観光収入増と雇用創出に直結する見通しだ。
