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【政治】カンボジアとの国境覚え書き破棄論争が激化 公聴会開催へ

カンボジアとの国境紛争が再燃し緊張が高まる中、タイ政府は両国間で交わされた2つの国境に関する覚え書きを破棄するか否かについて、国民投票の実施を検討。しかし最大野党・人民党などからは否定的な意見が相次いでいることから、パラドン首相府相は、国民の理解を深めるため公聴会を開催すると明言した。人民党は、「覚え書きの内容は複雑であり、最近の世論調査でも多くの国民が内容を理解していないとの結果が出ている」と指摘。国民投票ではなく、下院議会で徹底した審議をすべきと訴える。

タイとカンボジアは国境線を巡り対立を繰り返しており、特にプレアビヒア寺院周辺をめぐる紛争はASEAN内でも注視されてきた。

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