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【商業】セントラルパタナがバンコク北部で大型複合施設開発 投資額21億バーツ

タイ大手不動産開発セントラルパタナ(CPN)は、21億バーツを投じる大型複合施設「セントラル・パホンヨーティン」を発表した。敷地は49ライ(約7.8ヘクタール)、延床面積45万7409平方メートルに及び、完成は2026年第4四半期を予定する。

プロジェクトには6700平方メートルの国際会議場を含み、世界規模のイベントやコンサート開催を想定。開発地はMRTブルーラインやBTSグリーンラインが交差する要衝であり、1日平均利用者数は計5万人を超える。ドンムアン空港とも直結しており、年間3000万人の旅行者の来場を期待する。

CPNは周辺に472件の住宅プロジェクト、52棟のオフィス(うち15棟はグレードA)、41のホテルが立地。富裕層の購買力はバンコク平均の2.3倍で、来訪頻度も2.19倍に達すると分析する。教育機関も充実し、インターナショナルスクール6校、大学9校が集中している。

タイ投資委員会(BOI)では、バンコク北部は今後10年間で工業団地や住宅開発が集中する成長アリアと指摘する。

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