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【政治】タイ外相がスウェーデンで説明 国境紛争対応と防衛装備調達

スウェーデンからのジェット戦闘機グリペン購入に関する調印式に立ち会うため同国を訪れたタイのマーリット外相は、政府首脳との会談で、タイがカンボジアとの国境紛争に平和的手段と合法的手法で対応していると説明した。

マーリット外相はさらに、タイは国境紛争を武力に頼らず対話によって解決する努力を継続しているが、カンボジアは長距離砲で攻撃しタイ側民間人に被害を出しており、さらに国際条約に違反して対人地雷を使用しているとカンボジアを非難。しかし、タイは武力の行使を防衛目的に限定していると強調した。

今回の調印に伴い、タイはスウェーデンからサーブ社製のジェット戦闘機グリペンE/Fを195億バーツでまず4機購入する。タイは37年前に導入した米国製F-16戦闘機をグリペンに更新する計画であり、2029年から2036年にかけて毎年2機ずつ、合計12機を購入することを決めている。

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