期間限定バンコク週報無料購読キャンペーン実施中

【三面】安価な中国製ドライヤーで少女が感電死 タイ政府が業者抜き打ち調査へ

タイ東北部ブリラム県クラサン郡で、10歳の少女がヘアドライヤー使用中に感電死する事故が起きた。祖母が発見した時、少女はドライヤーを握ったまま床に倒れていた。

親族の話では、製品はネット通販で89バーツ(約360円)で購入したもので、中国語のラベルが貼られていたが、タイ工業規格(TISI)認証マークはなかったという。警察は感電の原因を電気絶縁不良とみて調査を進めている。

工業省によると、低価格電化製品の中には安全基準を満たさない輸入品が増えており、消費者保護委員会(OCPB)は「認証マークがない家電製品の使用を避けるように」と注意喚起している。電気・電子製品の安全基準違反は輸入業者に最高50万バーツの罰金が科される。政府は年末商戦を前に、オンライン販売業者への抜き打ち検査を強化する方針だ。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次