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【三面】ブリラム県で男性がトイレ洗浄剤を誤飲し死亡 容器誤認が原因

タイ東北部ブリラム県サトゥク郡で、44歳の男性が清涼飲料のボトルに入ったトイレ洗浄剤を誤って飲み、死亡する事故が発生した。警察によると、男性は二日酔いで喉の渇きを覚え、中身を確かめずに誤飲した可能性が高い。

同県保健局は「家庭での危険物管理の不備が原因」と指摘し、地域住民に対し洗剤や薬品を飲料容器に移し替えないよう呼びかけた。

タイ保健省の2024年統計では、化学物質の誤飲による死亡者は年間約260人に上り、特に農村部での事故が多い。政府は安全教育の強化とラベル表示の統一を進めており、保健省食品医薬品局(FDA)は「生活用品と化学品の分離保管を義務化する新規則」を2026年に施行する方針だ。

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