【政治】タイ政治情勢 早期解散可能性と合わせ流動化が進む見通し
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現政権は4カ月以内に下院を解散し総選挙を実施するとしており、来年早々の選挙実施が見込まれている。こうした中、前政権党であるタイ貢献党は、次期総選挙に向けたキャンペーンの方向性を発表した。
同党のチュラパン新党首によれば、選挙戦の主軸は「経済的困難を抱える人々の生活支援と家計の安定化」。物価上昇や家計負担の重さが国民生活に深刻な影響を与える中、所得引き上げ支援、中小企業向け融資支援、教育費負担軽減などの政策を中心に掲げていく方針だ。
また、選挙後の政権交渉において党としての独自性を維持する姿勢も示されており、支持基盤の再拡大を目指す。タイ国内政治情勢は早期解散可能性と合わせ、今後さらに流動化する見通し。
