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【政治】来年前半の総選挙と国民投票に向け有権者の大多数が「投票準備できている」と回答

来年早い時期に予定されている総選挙と国民投票が同日に実施される見通しのなか、スアンドゥシット大学の世論調査センターはこのほど、「投票する準備ができている」と答えた有権者が大多数を占めたとする調査結果を公表した。調査は11月4日から7日にかけて実施され、全国の有権者1174人が回答した。

同センターによれば、「すでに支持政党を決めている」「候補者の情報収集を進めている」と答えた層が目立ち、政治的関心の高まりがうかがえることになった。一方で、「候補者に信頼できる人物が少ない」「政党間の駆け引きに不信感がある」といった消極的な意見も寄せられており、必ずしも楽観できる状況ではない。

タイでは直近の総選挙で投票率が75%前後に達し、近年としては高水準となった。有権者約5200万人のうち、若年層や都市部の中間層が政治改革や生活改善への期待から積極的に投票に参加したとされている。来年の選挙と国民投票でも高い投票率が維持されるかどうかが注目されるところだ。

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