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【三面】児童ポルノコンテンツ所持容疑で60歳の僧侶を逮捕 米当局がタイに情報提供

バンコクに隣接するサムットプラカン県の寺に所属する僧侶の男(60)が、児童ポルノコンテンツ所持の容疑で警察に逮捕された。米国当局は11月2日、大量の児童ポルノを保有する人物のメールアドレス情報をタイ側に提供し、警察の捜査により当該僧侶の関与が判明した。

タイでは近年、宗教関係者の不祥事が社会問題化しており、国家仏教庁(ONAB)は寺院のガバナンス強化を進めている。警察庁の統計によれば、2024年の児童関連犯罪の摘発件数は前年より増加しており、国際的なオンライン犯罪組織との連携が指摘されていた。

今回の事件を受け、ONABは宗教者の倫理規範の再確認と寺院内部のデジタル機器管理の徹底を求める方針だ。

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