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【IT】タイGI製品、商業省とLAZADAが戦略提携で販路拡大へ 中小支援と模倣品排除強化へ

  • タイ知的財産局はLAZADAと戦略協力しGI事業者の出店を支援。LP整備やライブ販売、割引コードなど用意するほか、SNSで認知向上を狙う
  • 知財侵害品の監視強化と迅速削除のほか、知財法研修も行う。研修では露出向上、コンテンツ設計、分析ツール活用を指導
  • 商務省によるとGI登録は239品目、市場規模820億バーツ。品質管理システムが整っている品目は203品目で全体の85%に。

タイ商務省知的財産局は、地理的表示(GI)商品の販路をオンラインへ広げるため、電子商取引大手ラザダ・タイランドとの協力を深める。同局のオラモン局長は、GI事業者の出店を支援し、販売促進やデジタル販促の研修を行うと説明した。GI商品とは、その地域ならではの特性を持つ産品のことで、日本では神戸ビーフ、越前蟹などがこれに当たる。


この研修では、商品露出を高める手法、コンテンツ設計、データ分析ツールの使い方などを指導。販売面ではGI専用のランディングページ作成・運用、ライブ配信販売、割引コード付与、SNSでの周知を組み合わせ、認知拡大を狙う。

両者は長期協力の枠組みとしてMOUを結ぶ方向で調整しており、知財の市場仲介機能であるIP Martとラザダのシステム連携も協議している。さらに、知財侵害品の出品監視と迅速な削除のほか、出店者向けの法令研修を通じ模倣品の流通抑止を強める。

タイ商務省によれば登録商品は239品目に達しており、2025年度は27品目を新規で追加した。市場規模は820億バーツで、品質管理体制を備えたGIは203品目と全体の85%を占める。GI表示の使用許諾事業者は約1万6000社に達している。

知的財産局はこれまで、GI MarketやThaifex-Anuga Asiaなどのイベントで販路開拓を支援しており、今後もこの取り組みは継続していく。

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