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【商業】タイ国政府観光庁 遠距離市場からの顧客誘致強化 26年目標は7千億バーツ

  • タイ国政府観光庁は2026年、遠距離市場の収入7000億バーツ超を目標に設定
  • 実現のための柱は2本で、「体験プログラム刷新と高付加価値化」「新規航空会社誘致を通じた供給増」
  • 2025年の遠距離市場実績は1000万人超、前年比10.64%増、収入約6849億9000万バーツ
  • 最大はロシア189万8837人、ポーランド23万7570人は31.46%増で急伸

タイ国政府観光庁(TAT)は2026年、欧州・米州・中東・アフリカなど「遠距離市場」からの誘客を強め、これら市場からの観光収入を7000億バーツ超に伸ばす方針だ。重点は2本柱で、1つ目は商品と体験プログラムの刷新による付加価値の引き上げ、2つ目は新規航空会社の誘致などで渡航の選択肢を増やすこと。

TATはブランド概念としてNIYOM(タイ語で「好む」を意味する単語)を掲げる。これは、New Experience、Inclusive Hospitality、Year-Round Destination、Originality & Authenticity、Meaningful Travelの5要素の頭文字をとったもので、「タイらしさ」と通年需要を両立させるものだ。

2025年の遠距離市場は各地域合計で1000万人超となり、前年比10.64%増で、収入は約6849億9000万バーツだった。国別ではロシア189万8837人(同8.80%増)が最大で、以下、英国108万3162人(同12.14%増)、米国108万1929人(同4.97%増)、ドイツ96万5898人(同10.60%増)、フランス81万6935人(同13.34%増)と続く。

新興国ではポーランドが23万7570人で同31.46%増と急伸。直行便就航が追い風になった。 TATは近距離市場の変動を補う収益源として遠距離市場を位置づけており、航空席の確保と高単価商品の投入を急ぐ方針。

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