【運輸】スワンナプーム空港拡張 投資効率と財務負担抑制のため三段階方式に
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- 総額2100億バーツ超の拡張計画を三段階方式に全面修正
- 5年以内に年間1億人規模の対応力を確保
- 10〜12年後には最大1億2000万人まで処理能力拡張
- 総額2100億バーツ超の拡張計画を三段階方式に全面修正
タイ国内の主要空港を管轄するタイ空港公社(AOT)は、スワンナプーム国際空港の南側ターミナル拡張など柱とする投資総額2100億バーツ超の計画について、投資効率と財務負担を抑えるため三段階に分けて実施する方針を明らかにした。
これまでは一括投資を想定していたが、旅客需要の伸びに合わせて段階的に整備する方式に変更した。第1段階は地盤改良を中心に実施。同空港は湿地帯を埋め立てた立地で地盤沈下の懸念があるため、建設に先立ち基礎整備を進める。期間は約2年半を見込む。第2段階は南側ターミナルの半分を建設し、年間3000万人分の処理能力を追加する。既存施設と合わせ、5年以内に年間1億人規模の対応力を確保する計画だ。
第3段階では残る南側ターミナルの完成と第4滑走路の整備を行い、10〜12年後に最大1億2000万人まで拡張する。このように3段階で進めることで、25年以上使用してきた既存メインターミナルの改修を進めながら全体の処理能力を維持できるという。
また、南側の拡張工事に併せて東側拡張計画も前倒しで進める。2016年に決まった原計画枠内での変更であるため、閣議で承認されれば1〜2か月以内に入札手続きに入り、工期は4年を想定する。完成すれば処理能力は現在の年間6500万人から7000万人に拡大する。
