【投資】タイ投資委員が「Thailand Fast Pass」第2弾スタート 規制緩和と人材受け入れ条件も見直しへ
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タイ投資委員会(BOI)は中東の戦闘拡大や世界景気の不透明感を、投資呼び込みの機会に変えるとして「Thailand Fast Pass」第2弾をスタートさせる。BOIのナリット事務局長は、企業が戦禍リスクを避けて安定した投資先を探す流れが強まるとみて、投資実行を早める仕組みで案件の詰まりを解消する考えを示す。
第1弾では投資額が10億バーツ超の重点案件16社、総額1700億バーツを対象に、環境影響評価(EIA)や工場操業許可など複数機関にまたがる手続きを束ね、投資奨励証書発給までの時間短縮を進めた。
そして、今回の第2弾推進にあたっては、当初の調査で約70社が条件に合うことが判明しており、うち約35社が計1000億バーツ程度の投資をすでに進めているとのことだ。土地や電力などが壁となる案件もあるが、BOIが個別に課題を解消していく。
同時に、専門人材の受け入れ条件も手直しする。スマートビザや就労許可に絡む90日報告などの手続きを、まずは高度専門職や企業幹部層などから見直し、投資の加速と人材不足の穴埋めを急ぐとしている。
