【IT】Grab、AI13機能で生活案内役への変身狙う 東南アで配車依存脱却し収益拡大へ
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配車・宅配サービス大手Grabは今年4月、年次イベント「GrabX 2026」でAIを使った13の新機能を発表し、アプリを単なる連絡窓口から「日常の案内役」へ進化させる戦略を打ち出した。
配車や配達の履歴など膨大なデータを土台に、食事や買い物、予約までを提案するコンシェルジュ機能を強化する。旅行者向けにはホテル予約やAI推薦、越境QR決済を拡充し、地域内移動と消費を囲い込む。
運転手向けには音声で稼働を助ける支援機能を用意し、商店にはCCTVを活用した衛生検知など「見える化」を提供。物流の現場では大型施設での待ち時間を減らすロボットも投入し、稼働率を上げる。こうしたAIツールは当面無償で広げ、将来は周辺機器や運営支援をサブスク型で収益化する構想だ。
Grabは2028年までに売上高を年20%以上伸ばし、調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)を15億ドル規模へ高める目標を掲げる。
