最大野党・前進党の解党請求 中央選管トップが「他党の差し金」との通説を否定
中央選挙管理委員会が最大野党・前進党の解党処分を憲法裁判所に請求するのを決めたことについては、「秘密裏にほかの政党から前進党解党を求めるよう中央選管に命令があった」といった見方が強い。だが、中央選管のイティポン委員長は3月13日、「選管は法律に従ったまでである」と述べて、政党からの指示に従ったとの見方を否定した。
同委員長によれば、中央選管は、前進党が不敬罪を規定した刑法112条の「改廃」を求めたのは君主制転覆を試みたもので有罪という憲法裁判所の「判断」につして慎重に検討し、12日に全会一致で前進党の解党を憲法裁に求めることを決めたとのことだ。