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タクシン元首相 廟参拝後、プライベートジェットでチェンマイへ 17日まで滞在

2月18日に仮釈放となり自宅療養中のタクシン元首相が3月14日早朝、次女で中核与党・タイ貢献党のペートンターン党首らとともにバンコク都内のシティー・ピラー廟に参拝した。

バンコクの観光スポットのひとつであるシティー・ピラー廟は、ワット・ヨターニミット寺院近くに位置する中国様式が特徴的な建物。同廟の市柱(ピラー)は、タイ人と中国人の友好の証とされ、中国旧正月の春節の前後約1か月間に様々な行事が執り行われている。

仮釈放直後は首と右腕にサポーターを付けていたが、参拝時の元首相は首にサポーターを付けていただけで、足取りもしっかりしており、健康状態は改善した模様。元首相はシティー・ピラー廟に30分弱滞在した後、ドンムアン空港からプライベートジェットで墓参のために生まれ故郷の北部チェンマイに向かい、その日の午前9時半にチェンマイに到着した。

17年ぶりに帰郷した元首相はまず自身の首相在任中にムアン郡(県庁所在地)に建設された面積2000エーカーのボタニカルガーデンを訪れ、支持者の出迎えを受けた。元首相はバンコクに17日に戻る予定。

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