プラユット首相が公務中に選挙活動か 選挙法抵触の可能性
1月9日にバンコクで開催された新党・タイ団結立国党(ユナイテッド・タイ・ネーション党)の党大会にプラユット首相が出席し、ここでプラユット氏が総選挙後の首相選に同党の候補として立候補することが発表されたが、元中央選挙管理委員会委員のソムチャイ氏は同日、首相の行為が法律違反に該当するとして選管に捜査するよう要請した。
2013年から18年にかけて選管委員を務めたソムチャイ氏によれば、選挙法では選挙日の180日前から公職にある者が勤務時間中に選挙運動をするのを禁じているが、プラユット首相は執務時間中に公用車を使って党大会の会場まで出かけるなど選挙法に違反する行為があったとのことだ。