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プラユット首相が「身内」複数を顧問に任命 野党が反発

プラユット首相は次期総選挙後の首相選に新党のユナイテッド・タイ・ネーション党から立候補する見通しだが、首相がこのほど、同党の複数の幹部を首相顧問に任命したことから、最大野党・タイ貢献党が「不適切だ」と反発している。

タイ貢献党のチラユ議員によれば、この人選は明らかな倫理違反ではないものの、首相は「すべての政府機関は首相顧問に協力しなくてはならない」としており、公金が顧問によって恣意的に使われる恐れがあるため、適切な人事とは言えないという。

一方、この批判に対し、タナコン首相府相は、「顧問の任用は首相の権限内であり、顧問に特権は与えられていない。顧問によるいかなる予算申請にも首相の承認が必要」と釈明している。

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