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プラユット首相 タクシン元首相の発言を露骨に嫌悪

プラユット首相は1月25日、「プラユット首相はユナイテッド・タイ・ネーション党の準備ができていないため早期の解散・総選挙に打って出ることはない」とのタクシン元首相の指摘をどう思うかと報道陣から質問されたところ、急に不機嫌になり、「その男のことは言わないでほしい。私は好きではない」と言い残して足早にその場を離れ、待っていた車に乗り込んだ。

プラユット首相は2019年の前回総選挙後の首相選に現在中核与党の国民国家の力党(PPRP)から出馬して首相の座を手にしており、長年にわたってPPRPと良好な関係を維持していたように見えたが、先ごろ新党のタイ団結立国党(ユナイテッド・タイ・ネーション党)から時期総選挙後の首相選に立候補することを明らかにした。

事実上の亡命生活を続けているタクシン元首相は過去に軍事クーデターで首相の座から追放されており、軍人嫌いで知られている。また、プラユット首相は陸軍司令官のポストにあった2014年5月、軍事クーデターを決行して当時混乱の極みにあったタクシン派政権の息の根を止めた人物であり、タクシン派に恨まれている。

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