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タクシン元首相の「帰国・服役」発言 単なる選挙対策か

約15年間、タイに戻っていないタクシン元首相が先ごろ日本を訪問した際、「総選挙の結果に関わりなく、余生を家族と一緒に過ごせるのであれば、タイに帰国して服役する用意がある」と発言したと報じられたが、これについては複数の学識経験者や上院議員が「本心とは思えない」との見方を示している。タクシン元首相の「帰国・服役」発言は、総選挙でタクシン派・タイ貢献党の得票数を伸ばすことを狙った選挙対策と考えられるという。

タクシン氏は2006年にニューヨーク滞在中に起きた軍事クーデターで首相の座を追われ、その後帰国して汚職の罪に問われたものの、2008年7月31日、保釈中に裁判所の許可を得て中国を訪れたままタイに帰国せず、事実上の亡命生活を続けている。

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