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王妃陛下の車列妨害で起訴された5人に無罪判決

2020年10月14日、バンコク都内ピサヌローク通りで反政府デモ隊が王妃陛下の乗られた車列の通行を妨害したとされる事件で、6月28日に開かれた刑事裁判は被告5人に無罪を言い渡した。

被告は王族に危害を加えることを禁じた刑法110条に違反した容疑で起訴されており、有罪となった場合の刑罰は最低でも禁固16年、最高刑は終身刑もしくは死刑となる。

裁判長によれば、デモ隊も現場で警備に当たっていた警察官も王妃陛下の車列がデモ隊の近くを通ることに直前まで気がつかなかったことから、デモ隊が警官隊にとっていた侮辱的な態度が車列に対するもののように誤解された可能性が高いとのことだ。 法律専門家は、不敬罪を規定した刑法112条は有名だが、刑法110条を知る人はほとんどいないと指摘。また、多くの弁護士によれば、「過去に110条が適用された事件を知らない」という。

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