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タイ貢献党が政府高官の異動に警告

タイ貢献党が支持拡大に成功し、同党を中核とする連立政権が誕生する可能性が高いと報じられているが、プムタム同党副党首は8月11日、現在の暫定内閣に対し、新政権が間もなく誕生するこの時期に政府高官、とりわけ各省の事務方トップである事務次官を入れ替えるなどの慣習破り、違憲行為をしないよう警告した。

プラユット首相が下院を解散して総選挙実施に舵を切ったことで、それまでの内閣は暫定的なものとなっており、この暫定内閣は新政権誕生に伴いその役目を終えることになる。暫定内閣は新しいことを始めたりせずに旧政権と新政権の橋渡し役を果たすのが慣習となっているほか、憲法でも新政権の負担となる新プロジェクトを承認したり、政府高官を新任、異動したりしてはならないと規定されている。

これまでの主要与党も新政権に参加する見通しだが、関係筋は、「これまでの与党が新政府に影響力を行使しやすくするためにこの時期に政府高官を入れ替えたりするのではないかと貢献党は懸念しているようだ」と指摘している。

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