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首相指名選挙でのセーター氏支持の民主党議員が釈明

首相指名選挙の第2回投票では、これまでプラユット政権を支えてきた民主党の下院議員16人がタイ貢献党の首相候補セーター氏に賛成票を投じたことが物議を醸しているが、これら議員はこのほど、首相選に関して党が明確な方針を打ち出していなかったことが原因だと説明した。

民主党は貢献党を中核とする連立政権に参加予定の政党には入っていない。投票に先立ち民主党議員25人の話し合いが行われたが、ここでは賛成票あるいは反対票を投ずるか棄権するかについては意見の一致は見られなかったという。セター氏に賛成票を投じた議員たちによれば、民主党議員の話し合いでは投票に関する採決は行われず、「賛成票を投ずるか否かは個人の判断」ということでその場の意見がまとまったように感じられたとのことだ。

また、これら議員によれば、セーター氏に投票したのは、新政権誕生をこれ以上遅らせることは国益にそぐわないとの理由によるもので、新政権に参加させてもらえると期待したからではないという。

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