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「タクシン元首相は本当に病気なのか」 証拠写真を要求する声も

8月22日、15年ぶりにタイに帰国し、その日のうちに収監されたタクシン元首相であるが、関係当局は「心臓や肺などに疾患があり、血圧も高い」と発表。現在、バンコク都内の警察病院の特別室に入院している。

だが、これに対し、「元首相へのVIP待遇を可能にするために『元首相は病気』ということになっている」など詐病説が出ている。赤シャツ集団として知られたタクシン支持団体「反独裁民主戦線(UDD)」の議長経験者であるチャトゥポン氏も疑念を抱いている1人。このほど病気であることの証拠として矯正局と警察病院に対し、元首相の入院中の写真を公開するよう要求した。

過去に5回投獄された経験のあるチャトゥポン氏によれば、収監中の受刑者の挙動は常に監視カメラで撮影されており、治療を受けている元首相の写真を証拠として提示することは可能という。同氏は、「タクシン元首相が本当に病気なのか、あるいは政治的理由で病気ということになっているのかを国民は知りたがっている。元首相がドンムアン空港に降り立った際、タイ貢献党(タクシン派政党)の幹部は『元首相の健康状態は良好』と言っていた」と話している。

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