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拘置所トップが恩赦手続きを説明 タクシン元首相が近く請求か

15年ぶりにタイに帰国してすぐに禁錮8年の刑を言い渡され収監されたが、その日の夜にバンコク中心部の警察病院に移送されたタクシン元首相であるが、釈放や刑期短縮を可能にすべく恩赦を請求するものとみられている。

バンコク拘置所のナッティー所長は8月27日、恩赦請求の仕方などを説明。それによると、受刑者全員に国王陛下の恩赦を請求する権利があるが、恩赦請求の必要性を裏付ける情報を親族らが提供する必要があるとのことだ。恩赦請求の手続きは受刑者が拘禁されている施設で受け付け、その請求は矯正局を通じて法務省に提出された後、王室の関係機関が恩赦を付与するか否かを検討し判断することになる。

一方、保守色が濃いとされるタイパクディー党はこのほど、タクシン元首相に不敬容疑がかけられているとして元首相への恩赦付与に反対を表明するとともに、元首相が2015年に韓国のメディアとのインタビューで不敬に該当する発言をしたとされる件を正式に取り上げるよう関係当局に求めた。当時陸軍がこの件について訴えを起こし、刑事裁判所が元首相に出廷を命じたものの、元首相は国外逃亡中で出廷しないままとなっている。

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