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タイ貢献党副党首を国防相に起用 党支持者への配慮か

タイ貢献党のセーター氏が第30代首相に選ばれ、内閣の発足を待つばかりとなっている。国防相ポストについては、ナタポン元国家安全保障会議(NSC)議長に割り当てることが内定していたが、土壇場でスティン貢献党副党首に変更されたという。消息筋は、その理由について、「貢献党支持者への配慮であり、政府と国軍の関係緊密化などを狙ったもの」と説明している。

同筋によれば、過去に何度もタクシン派政権が軍部にクーデターで倒されていることから、タクシン派のタイ貢献党は以前から軍部とは犬猿の仲だ。ここで国防相候補に名前の挙がっていた軍出身のナタポン氏は2010年の当局によるタクシン派の反政府活動制圧に関与していたとされ、同氏の起用にはタイ貢献党支持者から強い拒否反応が示されていた。

なお、閣僚候補名簿はすでにできあがっており、現在内閣官房などによる各候補の資格チェックが進められているところという。

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