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上院議員 タクシン元首相特別扱いに対し政府に警鐘

15年にわたって事実上の亡命生活を続けていたタクシン元首相が8月22日に帰国。その日のうちに最高裁判所で禁錮8年を言い渡され収監されたものの、体調不良を訴えたことで、すぐに警察病院の特別室に移されて服役していることについて、「すべての受刑者を公平に扱うべき」「特別扱いは許されない」といった批判的な意見が一部で出ている。

この点について、タウィン上院議員は9月12日、施政方針演説に対する国会審議の中で、「政府は服役者に平等に対応しなければならない。政府がタクシン元首相に特権を付与したことは後々大きな問題となるだろう」と指摘した。

また、タクシン元首相は2015年に韓国メディアとのインタビューで不敬発言があったとしてタイ当局が動き出したことがあるため、野党・民主党の法律専門家、プラプルット氏は、この件についての法的措置のための手続きを執るよう訴えた。

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