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タクシン元首相の特別顧問起用に賛否両論

セーター首相が現在服役中のタクシン元首相について、「歴代のタイの首相の中で最も有名な人物であり、自由になった彼に助言を求めないのは賢明とは言えない」として、刑期を終えたら特別顧問に迎えたいとしていることに上下両院議員などから賛否両論が出ている。

タクシン元首相が刑期満了後すぐに首相の顧問に起用される可能性に対し、ソムチャイ上院議員は、「司法制度への国民の信頼が揺らぎかねない」と指摘。議会関係者からは、「この国には汚職で有罪になったような人物しか使える者はいないのか、ということで、タイのイメージは地に落ちる」との声も上がっている。

ただ、ポンペット上院議長は、「セーター首相はただ単に案を示しただけ。プラス面、マイナス面をよく検討してから実際に起用するか否かを決めることになろう」としている。 一方、プームタム副首相兼商務相は、「タクシン元首相には6年にわたって国政を担当した実績があり、彼といっしょに仕事をし、彼のアドバイスを聞けるのはよいこと」と話している。

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