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セーター首相がタクシン元首相起用を否定

セーター首相が服役中のタクシン元首相を出所後にアドバイザーに起用する考えだと報じられ、これが物議を醸している。この点に対し、セーター首相は国連総会出席のため訪問中の米ニューヨークで記者団に対し、「刑期を終えたらタクシン元首相を首相顧問に採用するなどと発言したことはない」と明言した。

マスコミは「セーター首相は元首相を特別顧問に起用する意向」などと報じているものの、首相によれば、「国政についてタクシン元首相に助言を求めるか」との質問があったので、これに対し、「必要ならそうする」と返答したにすぎず、首相顧問に起用するという意味ではないという。

関係筋によれば、タイでは首相に就任した者が首相経験者に会ってアドバイスを求めるのが一種の習わしになっており、この文脈から考えれば、セーター首相がタクシン元首相に助言を求めるのは特段奇異なこととは言えないという。

なお、セーター首相は首相就任後に前任者のプラユット氏、そしてアナン氏やソムチャイ氏と言った元首相を表敬訪問している。

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