下院警察委員会が発表、来年1月にタクシン元首相と面会 詐病疑惑に対応
タイ下院警察委員会のチャイチャナ委員長は12月14日、同委員会が来年1月の第1週か第2週に警察病院VIPルームに入院しながら服役しているタクシン元首相に面会する予定だと明らかにした。
タクシン元首相は今年8月22日、15年ぶりに帰国し、その日のうちに最高裁判所で禁固8年(後に禁錮1年に減刑)を言い渡され収監された。しかし、すぐに体調不良を訴え刑務所からバンコク都心の警察病院に緊急搬送され特別室に入院し現在に至っている。矯正局は元首相の病状から判断して警察病院に移送し、入院が続いていることには妥当性があるとしている。
しかし、以前から詐病を疑う指摘など、矯正局の説明を疑問視する意見が出ているため、下院警察委がタクシン元首相に面会することを決めたという。