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タクシン派政党 国王陛下の姉を首相候補として擁立

タクシン元首相を支持するタイ国家維持(タイラクサーチャート)党は2月8日、ワチラロンコン国王陛下の実姉であるウボンラット王女を首相候補として中央選挙管理委員会に届け出た。数日前から憶測は流れていたが、実際の届出を受け、タイ国民から驚きの声も聞かれた。

総選挙で候補者を擁立している政党は3人を上限とする首相候補を任意で中央選管に届け出ることができる。この3人は立候補してもしなくても構わない。ウボンラット王女は選挙には出馬されない。

タイ国家維持党のプリチャーポン党首は「王女は党の代表に相応しいお人柄であり、ご快諾いただいた」と述べている。

タクシン派政党で最大規模を誇るのはタイ貢献(プアタイ)党。タイ国家維持党はこの「支部的役割」を持つ。今回変更された選挙制度により小選挙区に立候補者を送れば送るほど比例代表での議席獲得が有利になるため、党を分割して候補者を増やしたとみられている。

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