タイ選挙管理委員会 王女殿下を首相候補として認めず
タイの中央選挙管理委員会は2月11日、首相候補として45党から届出のあったプラユット首相を含む69人が審査を通過したことを明らかにした。
タイ国家維持(タイラクサーチャート)党から届出のあったウボンラット王女殿下は審査を通らず、発表された首相候補には含まれていなかった。
中央選管では、国王陛下が先に、王女は一旦王室を離脱したものの王族の一員であると指摘されたことを受け、「王族は政治に関与できず、政治的な役職に就くことはできない」との理由で届出を却下したと説明している。
なお、中央選管では12日、タイ国家維持党にどのような措置をとるかを検討する予定という。