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1万バーツ給付計画 セーター首相が野党に反論

政府目の目玉政策である電子マネー1万バーツ給付計画について、セター首相が11月10日に原資や給付条件について説明したが、野党・前進党のシリカンヤ副党首は、「政府は計画の撤回を考えていることを示しており、誰も1万バーツを受け取れそうにない」と批判。これに対し、セーター首相は、「人々が自分たちが考えているように振る舞うといつも期待すべきではない。(給付計画は)人々の生活の向上を願う政府の真摯な気持ちと決断によって打ち出されたものである。これを政治問題化して国民を惑わすのはやめてほしい」と反論した。

この日の説明の中で、セーター首相は、給付に必要な資金を調達するために政府が5000億バーツを借り入れる予定だと明らかにしたが、シリカンヤ副党首によれば、政府がこのような巨額の借り入れをするだけの緊急性があるとは考えられず、借り入れ案は憲法違反、財政規律と判断されることになると主張した。

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