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セーター首相 治安悪化の続くタイ最南部視察へ

ソムサク副首相によれば、セーター首相は来週にも以前から治安悪化が大きな社会問題となっているタイ最南部3県を視察する予定という。隣国マレーシアと国境を接するタイ最南部のヤラ、ナラティワート、パタニの3県およびヤラ、パタニ両県に接するソンクラ県の南側はイスラム教徒が比較的多い南部14県の中でもとりわけイスラム色が強く、分離独立を唱える過激派などが20年以上にわたってテロを繰り返していており、治安が極度に悪化している。テロの犠牲者も数千人に上っており、この問題の解決がタイ当局にとって大きな課題となっている。

ソムサク副首相は、「首相は11月27日に最南部の県を視察する予定で、これはマレーシアとの協力強化も目的としている。今回の視察は、国民が直面している問題を解決するための政府の努力の一環」と説明している。

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