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5000億バーツ借り入れ法案巡り政府が法令委員会に謝罪

タイ政府が目玉政策の電子マネー1万バーツ給付計画に必要な資金調達のために作成した5000億バーツ借り入れ案について、プームタム副首相兼商務相は11月24日、法律最高諮問機関の法令委員会が同案の内容を精査中との発言が誤解を招いたとして、「委員会に謝罪しなくてはならない」と述べた。

プームタム副首相の以前の発言によれば、借り入れ案は政府から法令委員会に提出済みで、委員会が内容を詳しく検討しているところということだった。しかし、委員会のプラコン事務局長が、「借り入れ案は委員会に提出されていない」と指摘。プムタム副首相の発言が事実でないことが判明した。

副首相は24日、「借り入れ案はまだ委員会に提出していない。過去の私の発言が誤解を招いたことについて私は委員会に謝罪しなければならない」と述べた。 チュラパン副財務相によれば、借り入れ案はまだ財務省に止まっており、法令委員会には提出されていないが、同案に関する不明確な点はこの1週間ほどのうちにはっきりする見通しという。

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